伝統果実いちぢく(無花果)の事2021.07.02 02:52―大和片桐・南河内誉田名産 「無花果」と書く〝いちぢくは〟、大和片桐の小泉地域や河内誉田周辺のグロ水田畑で生産を見る。鮮度が落ちやすく保存しにくいデリケートな果実なので一時期から比べると生産量は激減したが、農業研究開発センターがテコ入れした事も有り密に盛り...
伝統野菜さつま芋(甘藷・唐芋からいも)の事2021.07.01 02:23―堅下一光園大井農場の例 甘藷(かんしょ)は、江戸時代に鹿児島薩摩地方から全国に伝わった為「さつまいも」と呼ばれている。関西の主流は四国吉野川河川砂帯原産の〝鳴門金時(なるときんとき・在来種)〟や東国の〝紅東(べにあずま)〟であり、ホクホクした...
外来伝統野菜ジャガタラ芋こと馬鈴薯(ばれいしょ)の事2021.07.01 02:12―堅下一光園大井農場の例 もう一般日本人には馬鈴薯の言葉は死語である様だ。一般的には〝じゃがいも〟である。関西では1・2月に作付けし、4月に紫の花が咲き田植え前の6月には収獲する。今や全国規模で栽培されているナス科多年草。多くは近代に改良されJAである農協...
御朱印ブームと霊場巡り2020.08.26 22:55 御朱印書籍紹介を兼ねて 世の中「佛女子」「歴女」「古寺旅人」に附帯して寺社の御朱印を収集する「御朱印」ブームである。納経無しでお詣りもそこそこに寺務所・堂守詰所に人気の朱印(集印)帳列が出来る寺院も多い。寺社側も朱印帳大に合わせた一枚物を達筆寺務員により...
天下七本槍〝片桐東市正且元〟居城と古の龍田12020.04.22 05:21竜田川と龍田の川―銘地名の移植と縣名勝龍田公園 現在の国土交通省管下河川課の川名「一級河川竜田川」は、奈良県北西部の生駒谷・平群谷を南流して斑鳩町神南で大和川に注ぐ全長15㎞の河川である。大正から昭和にかけての信貴生駒電鐵(本社王寺) 信貴山下駅と平群駅間秋の紅葉狩り臨時停車駅(...
奈良大和の難解地名 -さて貴方は幾つ読める-(南都観光豆知識15)2018.06.01 13:55 〝地名伝承学〟を提唱し、自ら日本地名学研究所所長(奈良市高天市東町・池田ビル内設置)として、私財を投じて奈良大和の地名研究・地域史研究に生涯を掛け、全国唯一自治体史の刊行を見ない奈良県に対して自力で分野別の奈良県史(全18巻・編集委員会編・㈱名著出版刊・1985~9...
奈良大和路の地域創生2018.03.30 06:06 奈良大和路地域創生の食遺産の拠点は、単なる来訪者の為の休息・食事・買い物・観光情報収集施設「S.A.・道の駅」ではなく、農産物をはじめ特産物が集積し地産商品販売が結構した地域の拠点となり、内外の人々の寄り集う場となる地域に自治体が設置すべき「地域センター道の駅」✤である事が確認...
奈良大和路“振り返れば未来”2018.03.30 05:36 第3次安倍晋三内閣は2015年10月、一億総活躍社会を掲げ全員参加型社会の社会的包摂を目指すと言う。 我が国は高度経済成長期以降、七割の人々が地方を捨て首都圏に集中移住し、日本人の生活文化と共に意識が変化した。住民の高齢化比率の上昇に伴い限界集落は全国400箇所にのぼり、昨20...
奈良県地産認匠ТEAM奈良地の味土の香野菜27品目(2014現在)2018.03.28 11:52 食が脚光をあびて注目されたのが伝統野菜で、1987年ブランド化に取り組んだ京都府(37品目)にあやかって、2005年「なにわの伝統野菜認証制度」を始めた大阪府(17品目)に歩調を合わせ、県農業水産振興課が学識経験者と2005年に10品目を認定して以来増やされてきたが、認知度や生...
奈良大和路の観光2(明日香村の観光について想う)2018.03.26 08:02 明日香村は昭和31年7月、地域の小単位(明治22.4.町村制地勢)で言うならば阪合村・高市村・飛鳥村を経済的理由によって合併成立しているのであって、古代の仮名字体「明日香」と言うものの「遠飛鳥」と呼ばれた地域とは異にする事、中近世・近代と法楽寺多武峰南街道・龍蓋寺門前町「岡」を...
奈良大和路の観光1(橿原市の観光について想う)2018.03.24 16:21 橿原市は昭和31年2月、地域の小単位(明治22.4.町村制地勢)で言うならば寺内町の今井町・畝傍町(白橿村)、宿場町の八木町が核を成し・鴨公村・耳成村・香久山村・真管村・金橋村・新澤村そして多村の新口、平野村の飯高、天満村の箸喰を経済的理由によって合併成立しているのであって、一...
奈良県地産認匠ТEAM奈良SHOP33選(2014現在)2018.03.24 14:57 奈良県の地産認匠ТEAM奈良SHOPは4つ追加登録されて、2014年には33選になった。 奈良県産農産・畜産物と伝統の味・こだわりの食文化提供を目的として県と協定を交わしたネットワークブランドの「農産物直売所」を地域毎に整理して掲げる。今やほぼ中・小規模農家の出荷販売先となって...