白山神社―
多くの移転社を合祀する神社
「白山神社(祀神ククリヒメの神)」は大字稲葉車瀬の鎮守社であるが、多くの社が神社合祀令によって合祀されたままである。社地の森は旧廃〝法永寺〟の境内地でその鎮守が白山社であった。また何時の頃か「皇大神宮(アマテラスオオミ神)」を祀った(村内にあるべき〝大神宮常夜燈〟が取り込まれている事に関係すのだろう)ようだ。その他「八幡社(祀神ホムタワケの命)」は車瀬の北の会所公民館地が旧社地、「祓戸社(ハラエの大神)」は岩瀬の杜にあったものだし、「住吉社(底・中・表ツツノオの命三神・オキナガタラシヒメの命)」は塩田の森一本木に祀られていたもので横一列に並んでいるのは違和感をもつが滑稽だ。
社地は龍田城総構えでは、馬出し状に張り出して、全域が城内に取り込まれていたようだ。
【freelance鵤書林179 いっこうB4記】
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