過ぎし刻黄昏に想う太子の夢探訪解説8

いかるが三塔ー

斑鳩には古に6つの塔

 法隆寺五重塔(白鳳期再建・高さ31.5m)・法輪寺三重塔(創建塔昭和19年焼失昭和50年再建・高さ23.8m)・法起寺三重塔(現存国内最大最古三重塔・高さ24m)が世に言う〝斑鳩三塔〟である。斑鳩バイパス緑の道標ミニパーク付近(国史跡中宮寺址史跡公園)からは三塔が望める。それに加え往古は、廃中宮寺(三重塔)廃伝燈寺(三重塔)廃紫雲山顕光寺(多宝塔・現吉田寺)の塔が存在している。古代には、三郷町勢野の丘に廃施鹿薗寺(別称平隆寺)・対岸の王寺町舟戸の廃西安寺(別称久度寺)の五重塔・三重塔が望めたに違いない。皆〝太子建立46院〟の寺院の一にあたる。

【freelance鵤書林158 いっこうZ8記】

日本人の心の故郷 聖徳太子といかるがの里を

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