聖徳太子の聖蹟といかるがの里風景6

岡の原山背大兄王「富郷陵墓参考地」

 岡の原の山頂には、総務省宮内庁が管理する「山背大兄王富郷陵墓参考地」がある参考地とは、「陵(天皇皇后)・墓(皇子以下その他の皇族)」に特定されない参考とする陵墓の事。『延喜式』「諸陵寮」の〝北岡墓〟をこれに充てようと言うものである。独立墳的な30mの円墳であろうと考えられ〝岡原古墳〟と文部科学省文化庁傘下の文化財側が認識している。Ⅳ期の埴輪の出土を伝え、墳頂より持ち出された板石が秋葉川の橋になっていたが、町教育委員会が持ち帰って見る事は出来ない。

 真の山背大兄王墓について研究者達は、龍田西ノ山周辺や〝平群西宮古墳〟を考えている。龍田戒下の〝神代古墳〟の存在は重要である。

【freelance鵤書林164 いっこうC6記】

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