かきもち・きりこ 大和のスローフード6

   かきもちきりこは、正月用餅と一緒に搗いた「ねこ餅」を鉋で裁断して縄で編んで乾燥保存。定番は、青海苔・海老・砂糖である。かきもちの切端がきりこ」となる。

 火鉢で焼いて食すが、時には菜種油で揚げて「揚げかき餅」としても良い。火鉢と炮烙で作る郷土風味のおやつで5月頃までの毎日のほうせき間水でやみつきの餅菓子。

 明日香・月ヶ瀬地域で商品化され、全国商品ブランド化は「高山かきもち」(北倭の高山製菓㈱・生駒市高山町)などが広く流通している。

【freelance鵤書林114 いっこう記】

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