昨(平成30)年2月末から始めた〝奈良大和路のほんまもん〟を発信する「いっこうBlog」は6月初旬で貧乏暇無しの休止状態でした。それでもYahoo!Googleで「奈良観光ほんまもん」検索で上位5つをkeepしていました(今時の写真がupされていませんが-、毎日平均3件のアクセスがあった様です。今後膨大な未公開写真もボチボチ貼り付けたいです)。
今年2019(平成31)年年頭にあたり再開します(毎週5項目を目標に)。実は昨年末の11月10日に、関西(上方)人バリバリの1956(昭和31)年大阪市生まれ売れっ子作家〝百田尚樹氏の『日本国紀』幻冬舎〟(509p¥1800)が刊行され、日本通史の物語性に触れたことも影響しています。同書は、発刊前からnetで話題となり予約site〝Amazon〟で一位を独占し、刊行予定の30萬部を変更40萬部発売と同時に50萬部に増刷、二ヶ月で60萬部を超え65萬部の7刷が書店店頭に横積されている新刊本屋も多いです(安倍晋三首相も年末年始休暇の読みたい3冊の内の1冊に12/28Twitterに挙げていました。売国奴集団の反撃も多い様ですが、世間では〝日本国紀現象〟と呼ぶらしいです)。
歴史(history)は物語(story)であると常々私が発していたと同じ事を百田氏が見事に通史を通して明言され、私の思いとも共感したからです(古代編については筆者の専門なので書き足して頂きたい処も多いですが-)。国を愛する日本人が、現代史と直結させない年表の羅列や暗記の歴史教育(受験歴史と地理)にウンザリしていた結果だと思います。
私(社会科教員免許や主事免許・司書免許・学芸員免許位は持っています)が何時も提案している様に学校教育や社会教育でしっかりと、まず近代史~近世史を知り中世史と合わせ地域史を絡めて教える。これが今を生きる日本人の現代史であり、さらに原始~古代史・国の始まりへと学習すべきだと思います。奈良県では、生活実態からかけ離れたロマンの『記・紀・萬葉』世界だけが地域史としてupされる。国や地域の歩みも知らない事では、現代的国難である地域創生の智恵など浮かぶはずも無いと何時も言っている処です(県外就業率日本一位の60%越・1/20面積の半径10㌔足らずの盆地部に人口の9割が生活・高度経済成長期に移住住民世帯6.5割、その孫世代。子供達に教えない・学ぼうとしない・教えられない大人・総合博物館すら無い県政etc.)。
また、1/23発売の産経新聞出版新書本『「日本国紀」の副読本-学校が教えない日本史—』(267p¥880)は、ジャーナリスト編集者有本香氏との対談本で、日本人の敗戦後自虐史観(じぎゃくしかん)の歪められた闇の歴史からアイデンティティを取り戻す〝日本人の誇り〟を率直に語っていました。この本もたちまち16万部から10日で20万部に増刷されている(百田氏執筆の経緯は『正論』2019・2新春特大号№567「日本人よ、歴史を取り戻せ」で語られている。さらに、日本国紀外伝として『今こそ韓国に謝ろう—そして「さらば」と言おう—』が装いも新たな加筆文庫本となって今月28日に刊行を見るらしい。楽しみである)。
【freelance鵤書林149 2019/2/3 いっこう記】
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