奈良大和路新名産品の創作

 奈良大和路新名産品のスローフード(美味しい・美しい・楽しい)の創作として考えを少し記す。

 濃茶の上菓子杜若(燕子花:アヤメ科・5/11誕生日の花・花言葉:幸福がくる)」や「紅白梅:尾形光琳」・先述の「竜田川」など物語を織り込んだ創作の発想は日本人には忘れ去られたが、昔の記録には枚挙に暇がない (子孫繁栄:兎・長寿延命:桐の実・枸杞・天下泰平:梧桐=吉祥)。

 客目線で「もてなす」気持ちが重要であり江戸上菓子特徴の写実ではなく、京菓子に代表される如く、ひとひねりした「三十一文字(みそひともじ)世界」の知的に遊ぶ大人世界の発想に学ぶ必要があろう。日本文化の美意識自然観を感性で表現、雅な名を工夫し職人の想いの下に編み出されるカタチ、見た目・味わい・香り・食感・もてなしの心を投影することである。

 目で、心で、口での五感を駆使して「形・色・味・銘」の様式である。要は、真心のほんまもん奈良大和路のご当地産品のギフト化であり、歴史・文化・風土などの物語性を生かしたイメージづくりである。ブランド力の向上を感性に訴える商品・包装デザイン・品質によるブランド付加価値の取り組みが必要で、希少な商品化を計れば、上等土産になると考えるのである。

(freelance鵤書林121 いっこう記)

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