高市郡明日香村の川原寺址・(弘福寺)は、母斉明天皇の冥福を祈り息子の天智天皇(推古天皇34〔624〕~天智10〔671〕)が建立。
飛鳥寺に続いた昭和32年の大規模な発掘調査によって西金堂と五重塔を回廊が囲み北に中金堂・講堂を配置する一塔二金堂の川原寺式伽藍配置が明らかになり、成果に基づいて我が国の最初期の復原整備が実施された。中金堂跡が現弘福寺の敷地となるが、往時の瑠璃礎石(大理石)を見る事が出来るし、塔跡の残存礎石は再建時の配置と基壇である(9時~17時・不定期 寺拝観300円 ☎0744-54-2043)。
【freelance鵤書林64 いっこう記】
0コメント