六世紀末に朝鮮半島三国時代・百済からの技術移転で始まった、我が国の寺院建築だが、一世紀の時を経て、奈良の都の巨大な堂塔伽藍・金色の佛達の出現によって大輪の花を咲かせたのだった。
佛・法・僧、三帰依とは、「佛(師)・法(教え)・僧(実践する者)」(三寶)に帰依の心を持つことを「三帰依文」(南無帰依佛・南無帰依法・南無帰依僧)をブッダ(お釈迦さま)によって説かれた基本条件のこと。
長者の息子がお釈迦様の教えを聞いて弟子になった。息子の後を追ってきた長者はお釈迦様に会い、教えに心をひかれますが、家庭や仕事を捨てる事が出来ず、「どうすれば私でも佛弟子になれるのか」と尋ねた時、お釈迦様が三帰依の心を持つことと説いたという。
【freelance鵤書林81 いっこう記】
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